沖縄から北海道まで。地方採用のハードルを共に乗り越えたパートナー

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株式会社パム様

「目的地から、旅を面白く」という“現地主義”を掲げ、『 たびらい 』や『 ちゅらとく 』などの地域密着メディアを運営するパム。本社のある沖縄から北海道まで、全国7拠点を構えています。

各拠点での地方採用を強化する目的で、2018年8月にCASTER BIZ recruitingを導入いただきました。

今回はパム人事の香川さんと、キャスターで同社のリクルーターを担当する佐藤に、これまで取り組んできた採用業務についてお話を聞きました。

今までは“理想だけを掲げた採用”だった

ーーまずは、CASTER BIZ recruitingを導入された背景を教えてください。

香川さん: 採用はもともと、人事マネジャーと採用マネジャー、そして私の3人体制で行っていました。パムにはグループ全体で180名の従業員がおり、 人事としてはオンボーディングや評価制度運営などのインナー向け業務に注力したい状況 でした。

そのため、まずは採用オペレーションを外部に委託しようと、最初は他社のRPOサービスを利用していたんです。

そのRPOサービスでは、こちらが依頼したオペレーションを粛々とやってもらっていました。

ところがある日、人事責任者の佐原さんがHR EXPOでキャスターの取締役 石倉さんと出会い、「採用はマーケティングだ」という話に共感をし、採用はプロにお願いしようと、キャスターさんへの依頼を決めました。

ーーキャスター導入当時、採用はどのような状況だったのでしょうか?

香川さん: 求人票は母集団を広げることを意識して作成していたために、年間約50人の採用枠に対して、1500人を超える応募者がいる状況でした。

それでも、内定を出せる人はすごく少なかったんです。 マッチング率の改善には、忙しすぎて手をつけられていませんでした。

佐藤: 当時、パムさんは オペレーションに工数がかかりすぎて、注力するべき候補者に十分な時間を割けていない状態 だったと思います。

それを変えるべく、選考回数やSPIのタイミングを見直して 選考フローを最適化するとともに、候補者の進捗が常に把握できるよう、オペレーションを整えていきました。

並行して取り組んだのが、求人票の精度向上 です。現場社員の方へのヒアリングに基づき、要件を整理したり、採用ターゲットに向けた表現に変更したり、雇用形態の見直しも行いました。

香川さん: 求人票を作り直すなかで、特にWebデザイナーに関しては、いかに“理想だけを掲げた採用”だったかに気がつきました。

それまでは「あれもこれも全部できて、かつ沖縄で働ける人」というように、選考基準を上げすぎていたんです。そんなスーパーマンのような候補者が少ないことはわかっていましたが、どこかで期待している部分があって、変えられずにいました。

そこでキャスターさんと一緒に、 事業部が候補者に「本当に求めること」を紐解き、適切な要件やペルソナの設定を進めました。 事業部と話す際は、“採用のプロ”であるキャスターさんの意見として伝えたことで、人事単体で説得するよりも受け入れてもらいやすかったです。

ーー求人票見直しの効果はありましたか?

香川さん: 採用の精度が抜群に上がりました。 確度の高い人から応募が来るようになりましたし、ミスマッチな応募はかなり減りました。 ミーティングで話したことを、キャスターさんが求人票で的確に表現してくれたおかげだと思っています。

北海道、福岡、沖縄……地方での採用が続々と決定

ーー地方採用ならではの課題はあったのでしょうか?

香川さん: ありました。 そもそもWebスキルのある人は東京に集中している のが現状です。地方でメディア経験者を探しても、編プロや広告代理店など受託系の経験者が多く、パムの求める自社メディアの運営経験がある人は少ないのが現状です。

佐藤: ご依頼をいただいた当初、パムさんはエージェント経由の採用からダイレクトリクルーティングへの切り替えをしたばかりでした。私は自分自身が地方在住なこともあり、地方でダイレクトリクルーティングに挑むのは相当ハードルが高そうだと思ったのを覚えています。

ーーそんな難しい状況の中、キャスターとしてはどのような提案をしましたか?

佐藤: 社内にも地方採用の事例は多くなかったので、まずは手探りで情報収集を進めました。採用地域に住んでいる社内のメンバーに聞いたり、パムさんに現地の話を聞いたりしながら媒体選定を行いました。

具体的には、地域毎に媒体を変えたり、全拠点で効率よく使える媒体を探したり、indeedに出稿するなどです。

週次で振り返りながらをチューニングした結果、 沖縄・北海道・福岡・東京の各地で採用が決定。インフラエンジニア・編集者・経理・デザイナー・営業など、採用難易度の高い職種を地方でしっかり採用できました。 そのときは単純にとても嬉しく、その度に香川さんと大喜びしていました(笑)。

ーー情報収集の結果、地方採用でも成果が出たのですね。

香川さん: そうなんです。それから、キャスターさんと一緒に採用を進めたことがきっかけで、「拠点から離れた場所で採用をする」という、今まで社内にはなかった発想が生まれました。

さらに、会社へのリモートワーク導入も一部検討しています。フルリモートのキャスターさんとうまくやれたことが、会社に新しい風を吹かせるきっかけになったんです。

リモートだけど“隣に座っているぐらい”の距離感

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ーー日頃のコミュニケーションはいかがですか?

香川さん: 隣に座っているぐらいの感覚です。存在はいつも身近に感じていました。それから、私たちのレスが遅いことがあっても、全く怒らずに程よいタイミングでリマインドしてくれるのは、とても助かりました。

佐藤: 最初に使っていたチャットツールは、質問が流れてしまいやすい構造だったので、お互いに漏れが生じやすかったんだと思います。私たちからお勧めさせていただいたSlackに切り替えてからは、漏れのないコミュニケーションができるようになりましたね。

香川さん: Slackでは、スタンプを活用したコミュニケーションのおかげで、いつも気持ち良く会話ができています。キャスターさんからは、相手の顔が見えない状態でも、意見や想いを正確に伝える術を学びました。

佐藤: スタンプをうまく使うと、会話の温度感も一緒に伝えられますよね。パムの皆さんがフランクに接してくださったおかげで、私たちも同じ会社のメンバーとして一緒に働いている気持ちでした。

気になることは、チャットやオンラインミーティングで遠慮なく質問できる関係性だったので、私たちも助けられていました。

「クライアント企業を理解したい」キャスター共通の想い

佐藤: まず、事業そのものが魅力的です。私自身旅行が好きなこともあり、スタッフの方が実際に体験して「いい」と感じたものをメディアに掲載しているのは素晴らしいと思います。そうしたパムさんの良さに共感した人が入社されているので、求心力のある強い組織だなと感じます。

もう1つは、社員の皆さんの人柄がとても良いこと。キャスターは基本的にフルリモートですが、パムの皆さんとは特に仲良くさせていただいたので、プライベートの旅行を兼ねてパムさんのオフィスにお邪魔したことがあります。沖縄本社や東京拠点であたたかく迎えてくださり、嬉しかったです。

ーー香川さんは、キャスターの魅力は何だと思われますか?

香川さん: クライアント企業を理念ごと理解してくれる ことです。RPOサービスはオペレーションだけのものなどさまざまな種類がありますが、 キャスターさんはその中でもレベルの高い“レンタル人事”でした。

佐藤さんは、パムの事業へのこだわりをすごく理解してくれるんです。たくさん質問をしてくれるし、私たちの上手くない説明も一生懸命聞いてくれました。

そうした努力がなければ、本当に効果的な求人票って作れないと思うんです。そこがキャスターさんのすごいところだねって、いつも社内で話していました。

佐藤: 最初の頃、候補者向けの会社説明会を聞いてみたいとお伝えしたら快く模擬をしてくださって、それで一段と理解を深められたんです。

あと、クライアントのことをもっと知りたいという想いは、私だけでなく他のメンバー全員に共通するものだと想います。

ーーそれでは最後に、今後の展望について教えてください。

香川さん: 私たちの仕事は、地域に集客し、循環を作り出して、地方の経済を活性化することです。

直近では、旅行予約サイト『 たびらい 』の全国展開と、その他インバウンド事業の強化を両輪で進めていきます。

観光は社会情勢の影響を受けやすいため、厳しい局面もありますが、そんなときこそ私たちがやってきたことの真価が試されます。地域に寄り添い、強いサイトを作っていくことを、これからも大切にしていきたいです。

そうしたパムの想いに共感した方に入社してもらえるよう、採用も引き続き頑張ります!

ーー香川さん、ありがとうございました!
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