導入事例

CASE

採用実務を任せられるパートナーができたことで、採用以外の人事業務にも注力できている

Note1

note株式会社様

クリエイターの情報発信をする場として定着した「note」を運営するnote株式会社。2019年9月にはnoteの月間利用者が2000万人を超え、事業拡大とともに採用も強化しています。CASTER BIZ recruitingは、2018年11月からご利用いただいています。今回はnote社 HR Leaderの北上さんと、キャスターで同社のリクルーターを担当するジェシーに、これまでどのように採用活動を進めてきたのか、お話を伺いました。

<サービス内容>

  • レギュラープラン
  • 追加でアンカー4名アサイン

「愛が深い」企業カルチャーが反映された採用活動

ーー約1年間、チームとして採用活動に関わる中で、noteさんの魅力は何だと思いますか?

ジェシー:自社サービスと会社に対する愛がものすごく深く、それを採用活動にもしっかり落とし込まれていることです。1年で従業員が倍増する急成長フェーズであっても、カルチャーを保ったまま拡大されているのは、丁寧に採用を進めている証だと思います。

ーー北上さんはキャスターと共に採用活動を進めてみて、この1年をどのように振り返られますか?

北上さん:キャスターさんと一緒に取り組んで良かった点は2つあります。
1つ目は、常時100社ほどの採用に携わっていらっしゃるので知見を共有いただけたり、豊富なご経験に基づいたご提案もいただけること。2つ目は、柔軟に人員追加の依頼ができることです。

ーーそれでは、これまでの採用活動について振り返っていきます。
Note2

社員は40人、人事は兼任1名。限界を迎えた採用体制

ーーCASTER BIZ recruitingを導入する前はどのような採用体制だったのでしょうか?

北上さん:私の入社前はまだ社内に人事がおらず、経営管理の吉島が採用を兼務していました。良い人材を採用するためには採用媒体への掲載やダイレクトリクルーティング、人材紹介会社とのリレーション、採用広報、応募者の対応・面談など、広く深く丁寧に業務を行う必要がありますが、吉島ひとりの兼務ではとても対応できなかったと聞いています。

業務は増え続ける中、人事を専任でお任せできる人材がなかなか見つからなかったため、キャスターさんの話を聞いてみることにしたそうです。

ジェシー:そのとき既にnoteさんは従業員数40名の規模感でしたので、経営層の方が人事を兼務するというのはリソース的に難しい状態だったのでないかと思います。

当時の採用はリファラルに加え、人材紹介会社からの紹介、Wantedly経由の応募に対応するという受け身の状態でした。面接は吉島さんとCFOの鹿島さんが行なっていましたが、おふたりとも本当に時間がなさそうでしたね。

ーーそのような状況下、CASTER BIZ recruitingとしてはどのような提案をしたのですか?

ジェシー:まずは面接以外の採用業務を丸っとお引き受けしました。

Wantedly原稿の運用、ダイレクトリクルーティングによる母集団形成、候補者とのやりとり、面接日程の調整などです。noteさんに適した媒体の提案もさせていただきました。

最近は応募者の方が増えてきたので、スキルやカルチャーがマッチするかを判断する方法として、応募者に事前課題を提出してもらう取り組みを北上さんと相談して始めました。

北上さん:私はnote社1人目の人事として、人事部門の立ち上げをミッションに入社しました。そのため採用だけでなく、人事制度の設計や教育、組織づくりなどにゼロから取り組んでいる真っ最中です。

採用実務を任せられるパートナーができたことで、採用以外の人事業務にも注力することができています。

ーー特にどんな点を意識して採用活動を行っていますか?

ジェシー:noteさんは、会社へのカルチャーマッチやサービスへの理解を非常に大切にされています。それは応募者だけでなく、私たちに対してもです。

例えば候補者にメッセージを送る際の方向性を細かくすり合わせるなど、CASTER BIZ recruitingとの協業がうまくいくよう率いてくださいました。

だからこそ、自分たちも同じくらいのレベルで理解するように努めています。会社については定例の打ち合わせやSlackでのやり取りを通じて。サービスについては実際に使ってみたり、ヘビーユーザーの友人に意見を聞いたりして理解を深めています。

Note3

「相談できる」「提案してもらえる」というメリット

ーーCASTER BIZ recruitingを導入して何が変わりましたか?

北上さん:吉島によると、温度感やスキル・経験がバラバラな応募者の情報を一元管理することに時間が取られてしまっていました。

これをCASTER BIZ recruitingさんが一手に引き受けてくれたために、応募者をお待たせすることなく連絡ができたり、本来時間を使いたい面談に割ける時間を増やすことができました。

また媒体への掲載内容は職種ごとに変える必要があるため、応募職種の増加に伴い業務ボリュームは増える一方です。新規職種の募集開始・終了・再開だけでなく、毎週の原稿運用まで全て担ってくれたことは非常に助かったと話していました。

当初募集していたのは5職種程度でしたが、今は30職種に上るため、これを従来の体制で行うのは確実に不可能だったと思います。

ーー北上さんは前職でも採用経験をお持ちですが、何か以前との違いはありますか?

北上さん:前職では現在CASTER BIZ recruitingさんに依頼しているような業務は、社内に専任メンバーがいました。そのため私の動き方は変わっていないのですが、
業務が社内で完結していると、社内のやり方がスタンダードになってしまいがちだと感じました。

CASTER BIZ recruitingさんはいろんなITスタートアップやベンチャー企業の採用をオンタイムで見ているので、最新の採用ノウハウをお持ちです。

「こういう場合ってどうするのがベストですか?」とご相談をすると、すぐに返答が返ってきますし、ご提案もいただけて心強いです。

ジェシー:noteさんとは、クライアントという関係性ではなく、北上さんを筆頭に採用チームとして動いているので、採用につなげるためには何が必要かということは常に考えてお伝えするようにしています。

北上さん:あともう一つ、柔軟な工数調整ができることも大きなメリットです。

弊社はどんどん応募者数が増加しているのですが、それに対応できる人事担当者を採用・教育するのは時間がかかります。でもキャスターさんなら0.5人単位で調整ができますし、私から新たに業務をレクチャーする必要もありません。

こちらの工数をかけることなく、すぐに採用人員を増やせるのは素晴らしいと思いました。

ーー日頃のコミュニケーションはいかがですか?

北上さん:私がSlackでの問いかけになかなか反応できないときがあるんですけど、それでもリマインドをしてくださったり、丁寧に返事をしてただけるのがありがたいです。

ジェシー:北上さんは業務量が多いのにほとんど抜け漏れなくきっちり対応くださるので、忙しくても落ち着いたら返事してくださると勝手に信頼しています。ただ本当に忘れていらっしゃるのかもというときもたまにあるので、そういうときはちゃんとリマインドさせていただきます(笑)。

北上さん:申し訳ないです(笑)。でも、そう言っていただけて嬉しいです。

ジェシー:北上さんも吉島さんもとてもお忙しいはずなのに、打ち合わせ中に全くピリピリした雰囲気がありません。こちらのことを考えて発言してくださる温かさのある企業さんだと感じています。

ーーそれでは最後に、今後の採用の展望について教えてください。

北上さん:note社は「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」ために、noteをあらゆるクリエイターの本拠地にできるよう開発を進めています。やりたいことがまだたくさんあるので、エンジニアを中心にこれからもたくさんの仲間を迎える予定です。引き続きキャスターさんにはお世話になると思うので、今後ともよろしくお願いします!

ジェシー:こちらこそ、よろしくお願いします!