導入事例

CASE

コロナ禍を経て2回目の導入。
“担当者変更に不安のない”安定したサービス品質が魅力

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株式会社クラシコム様

「フィットする暮らし、つくろう。」をミッションに掲げ、オリジナルブランドを含めた商品を販売しながら、コラム・ラジオ・映像などのコンテンツを提供するECメディア「北欧、暮らしの道具店」などの事業を展開するクラシコム。2020年1月に初めてCASTER BIZ recruitingを導入いただきました。

コロナ禍の影響で2020年5月に一旦解約となりましたが、2021年5月より再びチームを組み、採用活動をご一緒させていただいております。
今回はクラシコム人事の筒井さん、キムさん、CASTER BIZ recruiting アンカー吉田、CSの梅沢の4人に、これまで取り組んできた採用業務について振り返ってもらいました。

<サービス内容>

  • カスタマイズプラン(アンカーのみ)
    ※2020年5月まではレギュラープラン

「言語化できない感覚」を、採用パートナーが理解してくれるか
不安だった

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ーーCASTER BIZ recruiting導入前はどのような状況だったのでしょうか。

筒井さん:今一緒に採用活動をしているキムさんが2020年4月に入社するまでは、私一人で採用業務を担当していました。

クラシコムは事業内容の幅が広く、扱う職種も多種多様です。しかし、私は組織開発や制度運用の業務も並行して行なっていたため、当時の体制には限界を感じていました。そんな中、採用活動について相談していたアドバイザーの方にCASTER BIZ recruitingさんを紹介していただいたのが導入のきっかけです。

ーーCASTER BIZ recruitingに何を期待してくださいましたか?

筒井さん:採用周りの作業量が多かったので、オペレーションをお任せしたかったのが一つ。

また、クラシコムでは自社媒体を中心とした採用活動を進めてきました。しかし、候補者接点を拡大するためには、他媒体も活用する必要があると感じていたんです。その点でもCASTER BIZ recruitingさんの知見を借りたいと思いました。ただ、依頼するにあたって一つ心配事があったんです。クラシコムは、ミッション・ビジョン・バリューへの共感やカルチャーフィットを重視した採用活動を行なっています。一つひとつの業務に強いこだわりを持っており、候補者に合わせたメッセージのカスタマイズや、採用プロセスの変更などはよくあることです。
しかし、「何にどのようにこだわるのか」は感覚で判断してきた部分も大きかったので、「言語化できない自分たちの感覚をCASTER BIZ recruitingさんとシェアできるだろうか?」という不安はありました。

ーーそのような状況で、CASTER BIZ recruitingとしてどのような取り組みをしたのですか?

梅沢:1回目のご契約時には、求める人物像の認識合わせをするため、リクルーターを中心に現場の方と複数回にわたって、丁寧にコミュニケーションを取らせていただきました。

リクルーターやアンカーは、「クラシコムさんの人事ならこうする」と自ら判断できるように、クラシコムさんについて積極的に学んでいました。クライアントを大好きになろう、という気持ちが原動力になっていたと思います。

吉田:私がアンカーとして、ご一緒させていただいたのは2回目のご契約からです。クラシコムさんが運営するメディア「クラシコムジャーナル」を熟読して、会社の価値観や雰囲気を学びました。

その過程で、クラシコムさんには非常にたくさんのファンがいると知り、「応募してくださる候補者さんの気持ちを大切にしよう」「ブランドを傷つけないようにしよう」という想いを強く持って採用活動に臨みました。

ーーその結果、「言語化できない感覚」は、CASTER BIZ recruitingと共有できたと思いますか?

キムさん:はい、そう思います。例えば、選考プロセスの変更に伴って既存のメールテンプレートが使えなくなった場合、吉田さんは私たちが今まで使ってきたご案内メールを参考にして素晴らしいたたき台を作成してくれました。

また、お見送りメールに対して応募者から丁寧なご返信があったときには、「クラシコムだったらもう少しコミュニケーションを重ねるかもしれない」と想像した上で、自分から対応方法を相談してくれたんです。吉田さんの仕事を見て、「CASTER BIZ recruitingさんは、私たちがマニュアル化できていない部分までしっかり汲み取ってくれている」と感じましたね。

筒井さん:私たちから「こういう場面で確認を取ってください」と具体的に指示しているわけではないのに、吉田さんはいつも適切なタイミングで相談してくれるんです。

それができるのは、「クラシコムだったらどうするだろう?」というアンテナを常に張り巡らせてくれているからこそ。本来はとても難しいことだと思いますが、CASTER BIZ recruitingさんは私たちの感覚を深く理解した上で業務を進めてくれていると感じます。

自社媒体のみの採用体制を見直し。2ヵ月で200人の応募が集まった

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ーーコロナ禍の後、2回目のご契約時にCASTER BIZ recruiting側は新体制となりましたが、メンバーが変わることに不安はありませんでしたか?

筒井さん:確かに1回目のチームと良い関係を築けていた分、「たまたま良い担当者に当たったのかもしれない」という想いはありました。

でも、すでにお話しした通り、2回目からご一緒することになった吉田さんも一生懸命クラシコムの理解に努めてくれたので、今は前回と同じかそれ以上にうまくやれている実感があります。「担当者が変われば振り出しに戻るんじゃないか」という考えは杞憂でしたね。
クライアントに対する姿勢やアウトプットのクオリティが組織全体で担保されているからこそ、CASTER BIZ recruitingはいつどんなタイミングでお願いしても安心なサービスだなと感じました。

ーー今回、採用活動の成果はどのような形で現れたのでしょうか。

キムさん:今まで自社媒体でしか募集したことのなかった映像ディレクターの募集を、CASTER BIZ recruitingさんのサポートのもと、初めて外部媒体を使って行いました。

その結果、約2ヵ月間で200件以上の応募があり、1名の採用が実現しました。予想を大幅に超える数の応募をいただいたにもかかわらず、スムーズに対応を進め、スケジュール通りに採用できたのは、CASTER BIZ recruitingさんにオペレーションを安心してお任せできたからだと思っています。

ーー他に、CASTER BIZ recruiting導入のメリットとして感じたことはありますか?

キムさん:今までは応募者にきめ細かく対応したいと思うがために、フローを整理できていなかったり、作業が過剰になっていた部分がありましたが、導入をきっかけに業務の棚卸しができたのは大きかったです。

筒井さん:今までよりもずっと多くの採用を同時並行で進められるようになったので、必要な人を必要なタイミングで採用できる体制がつくれました。

さらに、私たちは採用以外の人事業務にも集中できる環境を得られています。自分たちが集中するべき業務と、CASTER BIZ recruitingさんとシェアできる業務を区別して取り組んできた結果、私たちが人事として発揮できる価値の幅は大きく広がったんです。
CASTER BIZ recruitingさんには、そこに一番感謝しています。

クライアントに向き合うマインドだけでなく、高い実務能力も魅力

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ーーこれまで採用支援をしてきたCASTER BIZ recruitingから見て、クラシコムさんの魅力は何だと思いますか?

吉田:「フィットする暮らし、つくろう。」というミッションが何より素敵です。残業しないワークスタイルの推進など、今の時代にフィットする考え方をお持ちのクライアントです。

また、社員の皆さんは候補者の方を含めたファン一人ひとりを大切にされています。だからこそ、お見送りになった方からもあれほど長く熱いメッセージをいただけるのだと思いました。筒井さんとキムさんは、候補者だけでなく私たちにもホスピタリティを持って接してくださいます。丁寧なフィードバックをくださったり、一緒に改善方法を考えてくださったりする姿勢に触れて、なんて素敵な社風なんだろうと感じました。

ーーこれまで採用支援をしてきたCASTER BIZ recruitingから見て、クラシコムさんの魅力は何だと思いますか?

筒井さん:クライアントの考え方を知ろうとする姿勢についてはすでにお話しした通りですが、それだけではなく、実務のクオリティも非常に高いです。日々の業務で間違いはほとんど起きません。

クライアントに向き合うマインドと高い実務能力を兼ね備えているからこそ、CASTER BIZ recruitingさんは唯一無二のサービスになれているのだと思いました。

キムさん:CASTER BIZ recruitingさんが採用活動に伴奏してくださる安心感はとても大きいです。

また、CSが客観的にプロジェクトを見てくれるのもサービスの魅力だと感じます。採用活動がうまくいっているときでも、梅沢さんは毎月の振り返りミーティングで「さらに改善できる部分はないですか?」と聞いてくれますよね。俯瞰した視点からのアドバイスもとても役に立っています。

梅沢:ありがとうございます。CSは複数のプロジェクトに横断的に関わっているので、他社と比較してクラシコムさんの採用活動がどのような位置付けにあるのかが見えやすい立場にあるんです。

あえて一歩引いた視点からプロジェクトを観察することによって、担当者だけでは出せないバリューを出していきたいと考えています。また、CSはお客様の相談窓口でもあります。困ったときにはいつでも話せる安心感も感じていただければ幸いです。

ーーそれでは最後に、今後の展望について教えてください。

筒井さん:クラシコムの事業が成長していくにつれて、採用活動でも新たなチャレンジが必要になりますが、CASTER BIZ recruitingさんのおかげでチャレンジする余力を持たせてもらっています。

今後もトライアンドエラーを重ねながら、事業の成長や変化に合わせた柔軟性のある採用を目指していきたいです。

キムさん:フィットする方と出会うために際限なく時間をかけるのではなく、「今、採用したい」と思ったときに機動力を持ち、一定期間の中でやり切る採用活動がこれからは必要だと感じています。

今それが徐々にでき始めていると思うので、引き続きCASTER BIZ recruitingさんと一緒に推進していけたら嬉しいです。

吉田&梅沢:ありがとうございます。これからもどうぞよろしくお願いいたします!