単なるアウトソーサーではなく、一つ一つの対応に魂が入っている

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株式会社グッドパッチ様

「デザインの力を証明する」をミッションに、多くの革新的なプロダクトを開発してきたデザインカンパニー・グッドパッチ。事業成長と共に応募者数も増える中、2019年4月にCASTER BIZ recruitingを導入いただきました。

今回はグッドパッチ人事の小山さんと、キャスターで同社のリクルーターを担当する鈴木に、これまで取り組んできた採用業務についてお話を聞きました。

200通のスカウトメールを「気合いと根性」で送り続けた。

ーーキャスターを導入された背景を教えてください。

小山さん: 中途採用は自分を含めて2名体制で行なっていました。私の入社当初はPM、UIデザイナー、エンジニアを含めて募集する職種数は少なかったのですが、いつしか20職種以上に増加。そんな中でもほぼ変わらずに日々スカウトメールを送り続けていました。

例えばスカウト返信率が平均10%だとすると、1名会うためには1職種につき最低10通は送る必要があり、20職種の場合は200通にも上ります。当然スカウトの通数が多くなれば候補者も増えていくわけで、担当する面接や面談も増えます。しばらく続ける中で徐々に限界を感じ、「これは無理!」とキャスターさんにご相談しました。

鈴木: グッドパッチさんは完全にリソース不足の状態だったので、よく2人で回されていたなと思いました(笑)。

小山さん: 気合いと根性でなんとかしていました(笑)。

ーーそのような状況下、キャスターとしてはどのようなサポートをしたのですか?

鈴木: 弊社のクライアント様には、ノウハウをお持ちでないケースと、ノウハウはあるけれどもリソース不足のケースがあります。グッドパッチさんの場合は後者だったので、小山さんの右腕になるイメージで、スカウトや日程調整などを担当させていただきました。

信頼できたスカウトの“センス”。会社のキャラクターを掴む力

ーーキャスターを導入して何が変わりましたか?

小山さん: まず、業務負担は大きく減りました。それだけでなく、グッドパッチ社内のオペレーションに問題があることに気づかされました。

一緒に業務をする中で、「キャスターさんは会社ごとに状況が違う中で、どうして正確かつスピーディーにオペレーションを回せているんだろう?」と疑問に思ったんです。

以前の私たちといえば、採用管理システムを活用できておらず、メンバーに「必要なデータがどこにあるかわからない」と言われる始末。属人的な部分が多すぎる状態でした。

鈴木: オペレーションのノウハウをお伝えるするミーティングもやりましたね。

小山さん: そのときに、キャスターさんは基本に忠実にやられていることを知って感心したんです。採用も基本が大事ですが、オペレーションにおいても基本が大事なんだと学びました。

ーー特にどんな点を意識して採用活動を行っていますか?

鈴木: 小山さんは膨大な数のスカウトを送っていたにもかかわらず、一通一通がすごく丁寧なんです。「~~だからあなたにきてほしい」と、それぞれのスカウト文でしっかりわかる内容になっていて。それを見て、小山さんが築いてきたものを踏襲しなければと思いました。

今ではグッドパッチさんの思いを“代弁”するのではなく、「私がきてほしい」ぐらいの気持ちでスカウト文を書いています。

小山さん: 私は、採用においてターゲットとなる人にアプローチするときに大事なのは“センス”だと思っています。ここで言う「センス」とは、会社ごとの特徴やイメージを掴んだ上で、「どんな雰囲気や経験を持っている人であればフィットするのか?」を考えたり、「この人が入社すればこういった活躍ができるのはないか、もしくは経験が活かせるのではないか」などをイメージする力です。キャスターさんにはその“センス”がすごくあったので、信頼してお任せできました。

鈴木: グッドパッチさんの求める人物像の把握にはかなり注力しました。キックオフや定期ミーティングでのやり取りを通じて、社内の方と同じくらい「どういう人が、なぜほしいのか」を語れるレベルにまで理解を深められたと思っています。

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多忙な担当者のために、質問形式・タイミングに配慮

小山さん: 直接お会いする機会はありませんが、それによってやりにくいと感じたことはないですね。大事なのは会う会わないではなく、信頼関係ですから。楽しくやらせてもらっています。

ただ私が一度オンライン会議をすっぽかしてしまったことがあって…それだけが悔やまれます(笑)。

鈴木: 大丈夫ですよ、気づいていただけるまでSlackしますので(笑)。

小山さんは本当にお忙しい方なので、必要最低限のコミュニケーションをするように心がけています。質問するときには、「どうしたらいいですか?」ではなく、答えをいくつか用意しておいたり、Yes/Noで答えられる聞き方にしたり。他には、小山さんがSlack上に現れた瞬間に質問事項をまとめて聞いたりしています。

小山さん: 私の知らないところでそこまで気を使っていただいていたとは…。ありがとうございます。

鈴木: いえいえ! コミュニケーションについては、弊社も助かっている部分があるんです。Slackで小山さんにメンションをつけているのに、自分がわかることだと思うとエンジニアの方が答えてくださるのには驚きました。現場の方の採用に対するコミットメントの高さを感じます。

小山さん: 現場のコミット力が上がると、採用の成果は全然変わってきます。特にエンジニアの採用は非常に好調で、この四半期で5名入社承諾が出ました。キャスターさんの粘り強いフォローも好調を支えているポイントだと思いますね。

「仕事に魂が入っている」単なる作業では終わらせない

ーーこれまで採用業務を担当してきて、グッドパッチさんの魅力は何だと思いますか?

鈴木: グッドパッチさんの 「一度はバラバラになった組織を再構築したストーリー」 を知って、すごく素敵なクライアント様だなと思いました。日本随一のデザインカンパニーであるだけでなく、危機を乗り越えたからこその強さや魅力を兼ね備えた組織なんだと感じました。

ーー小山さんはキャスターの魅力は何だと思われますか?

小山さん: キャスターさんは分類的にはアウトソーサーですが、単なるアウトソーサーではありません。作業としてやっているのではなく、その会社の採用に貢献するにはどうするかを考えて、時には厳しく意見することもあるなど、一つ一つの対応に魂が入っていると感じます。私たちもそうでしたが、採用に課題がある会社様に参考になる部分がたくさんあると思いますね。

ーーそれでは最後に、今後の採用の展望について教えてください。

小山さん: 会社のミッション・ビジョンを実現するためには採用活動は必要不可欠です。

一時期は離職率は40%を超えるなど組織が安定していない時期がありましたが、直近では10%前後にまで改善し、私が入社したとき時と比較するとチャレンジできる幅も大きく広がっています。全てが採用で解決できるわけではありませんが、採用が組織にもたらす影響が大きいことは確かです。

今後も自社のミッション・ビジョンの実現に向けてより質の高い採用をしていきたいと思っていますので、これからもよろしくお願いします。

鈴木: ありがとうございます。こちらこそよろしくお願いします!