導入事例
CASE
他社との違いは歴然。開始6ヵ月で3名の採用に成功
エンバカデロ・テクノロジーズ合同会社様
世界トップクラスの独立系ツールベンダー、エンバカデロ・テクノロジーズ。全世界で300万人以上が使う開発ツールを展開する同社は、2020年1月にCASTER BIZ recruitingを導入。開始してわずか6ヵ月で3名の採用に成功しました。
今回は採用担当の川崎さんと、キャスターで同社のリクルーターを担当する古川に、これまで取り組んできた採用業務について振り返ってもらいました。
「片手間では無理だった」兼務に限界を感じRPOサービスを導入
川崎さん:当社は米国に本社をもつ外資系のツールベンダーです。日本法人の人事は主に労務関係を担当しており、採用はエージェントにお任せの状態が続いていたため、長い間、採用ができていませんでした。そんな状況だったので、「何もしないよりはマシだ」と思い、セールスマネージャーである私が、媒体運用などの採用業務をやってみることにしました。
ところが開始1ヵ月後に気付いたのは、「片手間でやるほど簡単なものではない」ということ。工夫しなければと思っても本業優先なので隙間時間でやれることには限界があり、結局応募は来ず。このままでは何も変わらないと思い、RPOサービスを利用することにしました。
川崎さん:そうですね。それで、ネットで見つけた1社と契約してみたのですが、聞こえてくるアドバイスはどこかで聞いたことのあるようなものばかり。理想論なんですね。
採用したい人の要件を伝えてスカウトをお願いしても、候補者からの返信はありませんでした。そこで冷静に考えてみると、「こんなスーパーマンいないんだろうな」と思ったんですね。担当者の方に聞いてみると、「う〜ん確かにそうですね」と。難しいなら最初から言ってよ!と思いました。
そこで、やむなくスカウトのハードルを下げることにしました。すると返信は来るのですが、こちらの求めるスペックの人物ではなかったんです。
川崎さん:はい。成果にも繋がらなかったので、その会社との契約は継続しませんでした。
そこで新しくお願いする会社を探していたときに、たまたまキャスター取締役の石倉さんがテレビに出演されているのを見たんです。お話の内容に関心を持ち、CASTER BIZ recruitingさんに依頼することにしました。
古川:川崎さんの仰る通り、そもそもセールス業務がメインの川崎さんが担当されている時点で、採用に工数をかけられる状態ではなく、リソースが全く足りていませんでした。
何より、会社の評判の問題にも繋がりかねないスカウトの運用をされていたのは、非常に心配でしたね。
ターゲットでない方にもスカウトをお送りしてしまっているということは、要件整理が不十分なのだと思い、まずはそこから始めようと思いました。
すぐに出た媒体運用の成果。優秀人材を自己応募で獲得
古川:気になるポイントを川崎さんに確認しながら、採用要件をしっかり見直し、求人票をブラッシュアップしていきました。母集団形成のための媒体選定も改めて行いました。
また、米国本社の意向で何度か採用要件の変更が必要になったのですが、その際も臨機応変にターゲットを変えて対応しました。
心がけているのは、応募数や各選考フェーズごとの通過率を見ながら課題を発見し、提案し続けることです。採用を一歩でも前に進めるために、川崎さんに相談しながら二人三脚で採用活動を進めていきました。
川崎さん:ちゃんと話ができる方たちだと思いました。無理なものは無理だと言ってくれますし。
それから、喋ったことをきちんとした文章にしてくれるので、基本的に自分でペンを取ることはゼロになりました。
前のRPOサービスでは、わたしが文章まで作成して依頼するような動き方だったため、ディレクションやマネジメントの負荷が大きかったんです。
古川:そうだったのですね。業務負担を軽減できているようで何よりです。
川崎さん:あとは先ほど古川さんが仰っていた通り、アメリカ本社の採用方針の変更に伴い採用要件をこまめに変える必要があったのですが、スムーズに対応してくださったのは非常に助かりました。
コロナ禍で弊社の採用は一時期フリーズしていたので、CASTER BIZ recruitingさんとの活動期間は実質的にはまだ3ヵ月ぐらいなんです。
その中で既に3名の内定が出たということは、今まで1年以上採用できていなかったことを考えると、大きな成果が出ていると思います。
古川:ハイレイヤー人材にこだわり続けるのは、正直とても難しかったです。ただ、媒体の特徴を活かしながらしっかり運用したことで3名の内定という成果が出ましたし、システムコンサルタントといった難易度の高い職種の採用にも繋がったのだと思います。
気遣いのあるコミュニケーションで、業務も心理的負荷も軽減
川崎さん:基本的にチャットでのやり取りなので、気楽です。昼にセールスの仕事をして、落ち着いた夕方頃にCASTER BIZ recruitingさんから来ているチャットをお返しさせていただいています。
そもそも、リアルでやり取りをする必要はあまりないと思っているんです。例えば電話だと、日中は出られないこともありますしね。
古川:川崎さんはお忙しい方なので、ご質問は川崎さんにしか判断できないことだけにして、それ以外はこちらで臨機応変に対応するようにしています。
質問の内容も、川崎さんに回答を丸投げするのではなく、「私はこう思っていますが、このやり方で問題ないでしょうか?」とこちらの考えを入れつつ、お答えしやすい形でメッセージを送るように心がけてきました。
川崎さん:すごくよく考えられていると思いますよ。質問を見ればわかります。CASTER BIZ recruitingさんから送ってもらった文章をうちの会社の人間にも見せたいぐらい(笑)。
大抵の人は「どうしたらいいですか?」と聞きますよね。そうするとこちらの言葉が多くなってしまうのです。残念ながらこうしたコミュニケーションを取る方がほとんどです。
だから、CASTER BIZ recruitingさんの気遣いのある対応は本当にありがたいですね。基本的に「こうなんで」と言っておけば、大体わかってくれる。きっとこの数ヵ月で、私の癖を理解してくれたんですね(笑)。
“職人芸”のようなスカウトを今後もお任せしたい
古川:成果に応じた処遇があるのは、外資系ならではの良さだと思います。仲間と協力し合う風土もあって、外資系と日本企業のいいとこ取りのような企業だと思っています。
職種も、セールス、プリセールス、テクニカルサポートと細かく役割が分かれているので、ご自身の業務に集中できる環境が整っている。さらに扱う製品には圧倒的な製品力があり、飛び込み営業などをする必要がないのは大きな魅力です。
古川:そう思います。欲しい人材のレベルにはこだわる一方で、活躍できそうな人だと分かればその後の選考はかなりスムーズ。採用においてもプロ意識の高いクライアントだと感じました。
採用に関する決裁権も川崎さんがお持ちなので、普段やり取りしている川崎さんがOKと言えば進められるのは、非常にやりやすいなと感じています。
川崎さん:いや、私に決裁権はないんですよ(笑)。私の上が日本法人の代表で、その上が米国本社なんですが、グローバルで500人規模の小さな会社なので、チャットで承認が取れるんですね。
この記事で使う会社のロゴデータも、さっき頼んだらもう送られてきましたよ。
古川:早い!そうだったんですね(笑)。そのスピード感は本当に素晴らしいと思います。
川崎さん:ビジネスパーソンとしてしっかりしていらっしゃることですね。私もそれなりの社会人経験がありますが、若かったときはよく失敗して、謝りに行っていました。そんな経験があるので、一緒に仕事をしていく中でクレームが出るのは当たり前。トラブルが発生するのも重々承知の上で、さまざまな取引先とお付き合いしているつもりです。
しかしCASTER BIZ recruitingさんに限っては、つまらない話で説教をするようなことはほとんどありません。御社の方全員がそうなのかはわかりませんが(笑)、会社の方針がしっかりしているんだなと思います。一緒に仕事をするパートナーとしては全く問題ないですね。
川崎さん:現状コロナ禍で活発な採用は控えていますが、まだまだ採用が必要な状況は変わっていません。そのため、採用活動を全くしないのではなく、コツコツと続け、優秀な人材がいれば採用する方針に転換するつもりです。
応募がありすぎても対応しきれなくなってしまうので、ピンポイントでスカウトをして、適切な頻度で面接できるような状態を続けていきたいと思っています。
きっと難しいことを要求していますし、職人芸のような領域になってくると思うのですが、CASTER BIZ recruitingさんにはぜひ期待したいところですね。
古川:ご期待に添えるように頑張ります! 今後採用が活発になるタイミングでは、転職活動中の人からもアプローチしてもらえるよう、採用ブランディングでも力になれればと思います。これからもよろしくお願いいたします。