導入事例

CASE

妥協しない採用活動で、年間67名の採用に成功。他サービスとの違いは「専門性」と「主体性」

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atama plus株式会社様

「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」をミッションに掲げるEdtechスタートアップ、atama plus

2017年の設立から採用活動における応募者数が年を追うごとに増加する中、オペレーションの最適化のため、2019年4月にCASTER BIZ recruitingを導入いただきました。

今回はatama plus人事の杉本さんと、キャスターで同社のリクルーターを担当する熊倉に、これまで取り組んできた採用業務について振り返ってもらいました。

<サービス内容>

  • ・導入当初は日程調整のみプラン(アンカー1名体制)
  • ・その後、レギュラープランに変更
  • ・さらにアンカーを1名、リクルーター1名追加

業務量に合わせてプランアップをされています。

場当たり的な採用を、戦略的に変えたかった

ーーはじめに、CASTER BIZ recruitingを導入された背景を教えてください。

杉本さん:もともと、採用活動は取締役の中下と私の2人体制で行なっていました。ただ2人とも兼任だったため、採用活動だけにフルコミットできない状況。

嬉しいことに応募者数は年々増加していったため、日々の日程調整やスカウト送信で手一杯に…。それでも、当社が採用で1番大切にしている「カルチャーフィット」は譲りたくなかったため、日々格闘していました。

ーーCASTER BIZ recruiting導入当時、採用活動はどのような状況だったのでしょうか?

杉本さん:とにかく、最優先で採用したい職種に注力する!という状態でした。

たとえば、早急にカスタマーサクセスの採用が必要であれば、その1ヶ月はずっとカスタマーサクセスの採用施策に注力するという感じです。それ以外の職種のことには、全く手が付けられないほど、日々の求職者とのやりとりや日程調整、面接に時間を割かれてしまっていました。

そんな状況が続いていたので、採用業務をお願いできるサービスはないかなと広く検討していた中で、CASTER BIZ recruitingを知りお願いすることになりました。

ーーそのような状況下、CASTER BIZ recruitingとしてはどのようなサポートをしたのですか?

熊倉:当時からatama plusさんは人気企業で、応募数は常時、月250件ほどあり、それらの応募を杉本さんがほぼ1人で対応されていている状況でした。

まずは、杉本さんの負荷を取り除くことを最優先に、「アンカー1名のみプラン」でオペレーションの巻き取りから行いました。その後、採用強化に伴い本格的にダイレクトリクルーティングを開始するタイミングで「レギュラープラン」に変更いただきました。

この時、一番に考えていたのは、
杉本さんが採用戦略立案に注力できるよう環境を整えること。

そのために、スカウト計画の立案から候補者のピックアップ、スカウト文面の作成・送信まで丸っとお引き受けしました。ご支援開始から1年が経った今では、atama plusさんにも新たに採用担当の方がジョインされ、CASTER BIZ recruitingにもアンカーとリクルーターをもう1名ずつ追加いただいており、クオリティを保ってボリュームにも対応できる採用チームを構築できています。

カルチャーマッチした人の採用が次々決定。昨年度の採用決定数は67名

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ーーCASTER BIZ recruitingを導入して何が変わりましたか?

杉本さん:まず、オペレーション周りの業務負担が大きく減りました。そして、余力が増えた分、これまでは考えが及んでいなかった「中長期の採用戦略」にも時間を使えるようになりました。

以前は、場当たり的な採用活動だったことを考えると、大きく変わった点だと思います。また、「カルチャーマッチ」した人材をどう集めるかということに、より意識して取り組めるようになりました

ーーCASTER BIZ recruitingとしては、特にどんな点を意識して採用活動に取り組んでいますか?

熊倉:atama plusさんの場合、導入当初から母集団形成はできている状態でしたが、カルチャーマッチをしないことが理由で、お見送りになることが多いのが特徴でした。たとえば、求職者のスキルが十分であっても、atama plusのミッションと本人のやりたいことの方向性が一致していないと採用にならないんです。

そこで、カルチャーマッチを高めるための施策を行いました。

具体的には、オープンポジションでの採用活動への注力です。きっかけは、オープンポジションに応募する方の選考通過率が、他職種に比べて良かったことにあります。この点から「オープンポジションに応募する方は、役職やポジションに固執していない、atama plusさん自体に興味がある人。または、カルチャーやミッションに共感して応募する人が多いのでは?」という仮説を立て、オープンポジションでの採用にフォーカスすることにしたんです。
加えて、atama plusさんの想いに共感していただけるようなスカウト文や求人原稿に変更し、マッチング精度の向上にもつとめました。

結果的に、2019年度の採用人数は67名と多くの採用成功に導くことができました。このうち、スカウト経由での採用決定数は13名です。

中でも、カスタマーサクセス2名、Webエンジニア4名、コンテンツプランナー3名は決定数が多く、施策が上手く機能していると実感しています。

杉本さん:そうですね。本当に弊社の想いを踏まえて、カルチャーマッチに向けた施策を考え実行してくださった成果だと思います。

また、スカウトの反応や求人のコンバージョンを毎週の定例ミーティングで伝えてくださるのも、ありがたいです。どれも自社で手が回っていない状態だったので、助かりました。CASTER BIZ recruitingさんには、もともと事業会社で採用のプロフェッショナルとして活躍されてきた方が多くいらっしゃるので、そこで培われた専門性をベースにアウトプットを出してくださっています。

また、CASTER BIZ recruitingさんにお願いすると、「+α」の状態で返ってきます。ただ単にこちらがお願いしたことだけをやるだけのアウトソースではないんですよね。

喜びを分かち合える、もう1人の人事担当者

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ーーチャットでのコミュニケーションは違和感などは感じませんでしたか?

杉本さん:なかったです。むしろ、社内の人かと思うくらい、円滑なコミュニケーションでした(笑)。とにかくレスポンスが早くて、全くと言っていいほど、違和感がありませんでした。

それに当時は、社内には人事担当者はほぼ私1名だったということもあり、なかなか同じ気持ちを共有できる相手がいません。でも、熊倉さんと一緒に仕事をするようになってから、本当に社内の人かのようにちょっとしたことでも相談できるようになって。
心理的にも熊倉さんの存在はとても大きいものでした。

熊倉:なんだか、照れますね(笑)。

杉本さんはお忙しい方なので、日々のコミュニケーションが少しでも楽になるようタイミングに配慮したり、オペレーションや業務フローで改善できるところがあればどんどんご提案していこうと思っています。

杉本さん:これまでにも、ちょっとしたオペレーションの改善は数多く行っていただきましたよね。

つい先日も、なかなか私の方でスカウト候補者の確認が進まなかった時、「いつのタイミングなら確認できますか?」と気配りしてくださりながら、確認のタイミングや方法を見直してくださって。こんな風に、細かいことまで進んで提案してもらったことがいくつもあります。覚えてないくらい(笑)。
他には、ずっと決まらないポジションがあって悩んだ時も、同じ気持ちで「このポジション欲しいですよね」と、常にお話しながら進められています。だから、採用が決まった時には「やりましたね!!」というように、同じ温度感で一緒に喜べるんです。

採用が決まった時は喜びを分かち合い、悩みがあるときは相談することができる。熊倉さんの存在は、私の心の支えになっています。

「クライアントの人事になる」キャスターの寄り添う心

熊倉:atama plusさんは、本気でユーザーのことを大事にしている、すごく魅力的な企業だと思います。会社として、生徒が熱狂するサービスをいかに作るかが浸透しているんです。

また、さまざまなご経歴のあるプロフェッショナルがいるので、atama plusさんが掲げているミッションを本当に実現できそうだと感じています。

ーー杉本さんは、CASTER BIZ recruitingの魅力は何だと思われますか?

杉本さん:外部のコンサルの方に手伝ってもらっているというよりは、本当に“共に採用活動をやっている仲間”だなと感じています。

それは、熊倉さんをはじめCASTER BIZ recruitingの皆さんがatama plusのことを理解して、同じ目線で採用活動をしてくださっているからだなと。そこまで理解しようとしてくださる方はそんなにいないだろうな、と思っています。

ーーそれでは最後に、今後の展望について教えてください。

杉本さん:atama plusは「教育に、人に、社会に、次の可能性を。」というミッションを掲げている会社です。夢をもって自分の人生を生きる人を増やしたい、そのために子どもたちに基礎学力と社会で生きる力の両方を身につけて欲しいという想いから、事業を展開しています。

ミッションを実現するために、プロダクトの機能やコンテンツの拡充、海外展開など、やりたいことがたくさんあります。しかし、それに対してまだまだ人材は足りていないという状態です。実現するには“人が全て”という気持ちを、経営陣含めてみんなで共有しているので、これからもどんどん採用していく予定です。
今後も現状に満足せず、+αとして採用広報などの新たな施策にも力を入れていきたいと考えています。

ーー杉本さん、ありがとうございました!